【船橋市版】相続放棄に関する悩みを解決した事例
船橋市における、「相続放棄に関する悩みを解決」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
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- 【船橋市版】相続放棄に関する悩みを解決した事例
1.福岡市にお住まいのT様が、「単純承認して、実家を売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 船橋市丸山3 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 140.01m² | 土地面積 | 107.3m² |
築年数 | 40年 | 成約価格 | 2,330万円 |
間取り | 4LDK | その他 | 内装リフォーム済み |
相談にいらしたお客様のプロフィール
T様は、福岡市にお住まいの50代のお客様です。
船橋市のご実家にお父様が1人で住まれていましたが、逝去されたためT様が相続することになりました。
T様は知らなかったのですが、お父様に約800万円の借金があると判明したため、実家の売却金額次第では、相続放棄を検討しています。
解決したいトラブル・課題
相続放棄をするか、しないかを判断したい。その判断材料として、実家の価値が知りたい。
T様は現在福岡市にお住まいで、船橋市の不動産状況について詳しくありません。
また不動産や相続に関して初心者なのでご実家にどのくらいの価値があるのか、見当がつかない状態です。
ご実家に800万円以上の価値があれば相続して、ご実家の売却金でお父様の借金返済をしたいと考えています。
ただそこまで価値がないのであれば、相続放棄をして借金を支払う必要がないようにしたいと思っています。
不動産会社の探し方・選び方
T様は、船橋市の不動産会社を探すことにしました。
ホームページで検索していると
- 船橋市で相続に特化している
- 司法書士や税理士等の専門家のサポートがある
当社を見つけ、事前に電話で問い合わせをしたうえで、船橋市のご実家に戻られた際に早速相談に行かれました。
T様の「トラブル・課題」の解決方法
まず相続が初心者だとお聞きしたのでT様には、相続の3つの方法である「相続放棄」「限定承認」「単純承認」を説明しました。
1.相続の3つの方法
※表は左右にスクロールして確認することができます。
相続放棄 | 財産を相続する権利や義務を放棄します。 向いているケース |
---|---|
限定承認 | プラスの財産を上限として、マイナスの財産も引き継ぎます。 向いているケース |
単純承認 | プラスの財産、マイナスの財産すべて引き継ぎます。 向いているケース |
相続方法を「単純承認」以外に選択する場合は、相続を知ってから3ヶ月以内に、家庭裁判所に対して申述をしなければなりません。
「単純承認」では、マイナスの財産の方がプラスの財産より大きければその分負債を負うことになります。事前に負債の有無やその内容を十分に調べておく必要があるでしょう。
2.「結果」
ご実家を査定したところ、約2,400万円だったため、単純承認を経てご実家を売却されるようお勧めいたしました。
T様は相続手続きを行い、ご実家を売却されました。
ご実家は査定価格に近い値段で売却でき、お父様の借金を返済できたことが供養になったと喜ばれていました。
2.船橋市にお住まいのK様が、「船橋の実家を相続放棄し、兄弟に分けた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 船橋市前原 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
土地面積 | 129.7m² | 建物面積 | 105.5m² |
築年数 | 42年 | 査定価格 | 2,130万円 |
間取り | 5DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
船橋市にお住まいの50代のお客様です。
お母様が逝去され、4人兄弟でご実家を相続することになりました。
しかし、K様は独身でお子様もおらず、ご自身に十分な老後資金もあるため、相続放棄をして3人のご兄弟にその分多く相続させたいと望んでいます。
解決したいトラブル・課題
K様自身は相続放棄予定ですが、兄弟が売却を考えている実家の査定をして欲しい。
不動産会社の探し方・選び方
K様は相続するご実家にどれだけの価値があるか知ったうえで相続放棄についてご兄弟に相談したいと考えました。
インターネットで検索をした結果、ホームページを見て
- 相続不動産を専門としており、実績が豊富
- 相続の際のトラブル回避にもアドバイスしてくれる
当社が良いと思い、お願いすることにしました。
K様の「トラブル・課題」の解決方法
K様のご依頼通り、K様のご実家を査定したところ、約2,100万円でした。
K様は、相続放棄の意志を示されたので、弊社より流れを説明いたしました。
相続放棄の流れ
1.遺言書を確認する
2.被相続人の財産を調べる
3.法定相続人を確定する
4.相続放棄申述書を作成し、家庭裁判所に提出する(3か月以内)
5.相続放棄申述受理通知書を受け取る
この流れで相続放棄が行われます。
相続放棄は個人で行いますので、兄弟の同意は必須ではありません。また、通知の義務もありません。
しかし、放棄した旨は裁判所からも相続人に知らされることがないため、トラブル回避のためご自身でご兄弟にお伝えする事をおすすめします。
2.「結果」
K様はご兄弟にご自身の相続放棄の意志とご実家が約2,100万円と査定されたことを報告されました。
K様の相続放棄はトラブルになる事もなく、ご兄弟に感謝されたとおっしゃっていました。ご実家を売却される際には、ありがたいことに弊社をご紹介いただくことになりました。
3.栃木県にお住まいのR様が、「相続放棄を検討していたが、空き家を買取してもらえた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 千葉県船橋市芝山 | 種別 | 戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 57.01m² | 土地面積 | 85.62m² |
築年数 | 44年 | 成約価格 | 1,200万円 |
間取り | 4DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
栃木県にお住まいの60代のお客様です。
介護施設に入所されていたお母様が逝去され、数年間空き家だった船橋市の実家を相続することになりました。
R様は、現在栃木県でご家族と生活されており、実家を使用する予定はありません。
空き家の買い手が見つからなければ、ご実家以外に相続するプラスの財産がないため、相続放棄をすることで空き家を手放したいと望んでいます。
解決したいトラブル・課題
空き家になっている実家を売却したいが、難しければ相続放棄をしたい。
不動産会社の探し方・選び方
R様は、船橋市の市況や相続放棄について親切に教えてくれる不動産会社を、インターネットで見つけることにしました。
その中でも
- 不動産相続に関する専門家によるサポートが得られる
- 空き家売却に関する実績があり、相談先として信頼できる
といった点に注目し、依頼する会社を選びました。
R様の「トラブル・課題」の解決方法
ご実家は子育て世代に根強く支持されている住みやすい住宅街にあり、一定の需要が見込めるため売却ができる可能性をお伝えしたうえで、R様に相続放棄に関してご説明をさせていただきました。
1.「相続放棄」とは
相続放棄とは、相続財産となる資産や負債などの権利や義務を拒否する意思表示のことです。
預金や株などのプラスの財産も借金などのマイナスの財産も一切引き継がないことになります。
そのため、預金や不動産があっても、借金などの負債が多い場合に相続放棄を選択される傾向にあります。
相続放棄は、自己のために相続を知ったときから3か月以内に裁判所への申述が必要です。
被相続人の子が相続放棄する場合には、以下のような書類が必要になります。
- 相続放棄の申述書
- 標準的な申立添付書類
- 被相続人の住民票の除票または戸籍の附票
- 申述人の戸籍謄本
- 被相続人の死亡の記載のある戸籍謄本
ただし、相続放棄するとマイナスの財産のみならず、プラスの財産も手放すことになるので、相続財産を精査し、慎重に判断する必要があるでしょう。
2.「結果」
後日、お母様にはマイナスの財産が無いことの確認が取れたため、相続放棄はせずにご実家を売却すると再度ご来店いただきました。
R様は売却手続き後3ヶ月ほどで、無事買い手を見つけることができました。
R様は相続放棄をしなくて良かったと喜ばれていました。